2024年10月20日(日本時間)メンフィス・グリズリーズと2way契約を結びました!おめでとうございます!!
これで日本人4人目のNBA選手の誕生です。河村勇輝選手のNBAでのプレーに注目です。みなさんで応援しましょう!
2024年7月7日NBA メンフィス・グリズリーズとのエグジビット10契約合意と発表がありました。
河村選手はメンフィス・グリズリーズとの「エグジビット10」契約を9月に締結予定とのことです。
ここでは河村選手NBAでプレーすることができるのか可能性を探ってみたいと思います。
河村勇輝はNBAに行けるのか?
結論から言いますと「NBAでプレーできる可能性はある」です。
8月4日パリオリンピック男子バスケットボール競技のグループフェーズが終了しました。日本代表は3連敗で敗退をしましたが、河村勇輝選手の活躍が目覚ましいものでした。
実際に下記の如く、スタッツにも現れております。
- 平均得点ランキング:3位(20.3点)
- 平均アシストランキング :3位(7.7アシスト)
- 個人最多得点:6位(29点)
間違いなく日本の中心選手だったことを表します。
また、日本チームは負けてしまったものの、河村勇輝選手自身は世界からの評価が上がっています。
先日、NBA メンフィス・グリズリーズとのエグジビット10契約をしています。
「エグジビット10」契約とは
まずは「エグジビット10」契約とは何かをおさらいします。
NBAチームが、トレーニングキャンプに参加するための契約で、有望な若手プレイヤーを発掘するための契約です。
最低給与額で1年契約となっており、NBAレギュラーシーズン開幕前に2way契約を締結することも可能となっています。(2way=NBAとNBAの下部リーグである「Gリーグ」の両方でプレーできる契約)
・契約の保証: エグジビット10契約は通常、ノンギャランティー契約。選手がシーズン開始前、シーズン中に解雇された場合、残りの契約期間の給与は支払われない
・給与: チームに在籍している期間に対して日割りで最低給与が支払われる
・ボーナス: 選手がチームのGリーグで60日間プレーした場合、$5,000から$50,000のボーナスが支払われる
・2way契約への変換: シーズン開始前にチームが契約を2way契約に変換することが可能。これにより、選手はNBAとGリーグの両方でプレーする機会が得られる。
過去に日本人選手がエグジビット10契約をした選手は
- 馬場雄大選手:ダラス・マーベリックス(2019年)
- 渡邊雄太選手:トロント・ラプターズ(2020年)
- 富永啓生選手:インディアナ・ペイサーズ(2024年)
がいます。渡辺選手に至っては、エグジビット10契約から2way契約、そしてNBAの本契約を果たしました。
このように、活躍できればエグジビット10契約からNBA本契約を勝ち取ることができます。
河村選手もNBA本契約を勝ち取り、NBAで活躍する姿を期待したいですね。
NBAでプレーする方法
NBAでプレーする方法はいくつかあります。
- NBAドラフトで指名される
- ドラフト終了直後ドラフト指名外からNBAチームと2way契約を結び、本契約につなげる
- NBAサマーリーグでプレイし、本契約や2way契約を結んでNBA入りする
- NBAチームのプレシーズン・トレーニングキャンプに参加し(エグジビット10契約)、契約獲得する
- NBA GリーグからNBA昇格をする
- 別リーグ(欧州、豪州、Bリーグなど)でプレイしながらNBA入りを目指す
複数のNBA入りするルートはあるものの、決して簡単な道のりではありません。
過去には、渡邊雄太選手は2018年のドラフト外からブルックリン・ネッツの一員としてサマーリーグに参加し、開幕前にグリズリーズと2way契約(上記3に該当)NBA入りを果たしています。
河村勇輝選手にも契約を勝ち取りNBA入りを勝ち取り、日本人4人目のNBAプレーヤーになってほしいですね!
今後の河村勇輝選手に期待しましょう!